2009年10月22日

子供のころのお弁当の思い出

日本人は子供のころから、お弁当を食べる機会が沢山ありますよね。
幼稚園の遠足、運動会から始まり、大人になってからも会社にお弁当を持参する人もいます。
プライベートでも海にお弁当を持って行ったり、ピクニックに行ったりと、外で食べるお弁当は格別美味しいですよね。

子供のころのお弁当、特に小学生くらいの時は、友達のお弁当と比べたりしませんでしたか?
その家の得意のおかずやパターンがありますから、よそのお弁当は目新しいのですよね。
友達のお弁当を見て「あんなおかず、いいなあ!」とか「キレイに並べてあるなあ!」とか、その子のお母さんのセンスがわかってしまうのですよね。

私の母は仕事を持っていて、夜遅くまで働いていたので、朝作ってくれるお弁当は、あまり凝ってはいませんでした。
おかずの種類もそんなにはなかったので、友達に堂々と見せられるお弁当ではなかった記憶があります。

それでも母が早起きしてくれて、一生懸命作ってくれたお弁当はありがたかったです。
冷たいご飯が苦手な私に、炊き込みご飯を入れてくれたり、サンドイッチにしてくたり、「考えてくれているのだなあ」と愛情を感じられたからです。

他の子供のお弁当のように、おかずがキャラクターの形になっていたり、おにぎりがサッカーボールだったり、そういう子供が喜びそうなお弁当は作ってもらえなかったのですが、不満はありませんでした。
自分は子供ながら、仕事を持つ母親を理解していたと思います。

今、自分が母になってみて、やはりお弁当を作る大変さが良くわかりました。
子供たちはどんなお弁当でも残さず食べてくれます。
空っぽのお弁当箱が、母親に対しての感謝の気持ちなのでしょうね。  


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Posted by mms  at 06:47Comments(0)お弁当への思い